解体方法の選択
(汚染物の調査結果等から決定, dの単位: pg-TEQ/g)

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 <解体方法> 解体作業
第1管理区域
解体作業
第2管理区域
解体作業
第3管理区域
d<3,000 or d<4,500で付着物除去がほぼ完全 3,000≦d<4,500 or 汚染状況の把握困難だが汚染の可能性低 4,500≦dで付着物除去が困難、汚染状況不明
ア 手作業による解体: 手持ち電動工具
イ 油圧式圧砕、せん断: 圧砕機、鉄骨切断機
ウ 機械的研削: カッタ、ワイヤソー、コアドリル
エ 機械的衝撃: ハンドブレーカ、削孔機、大型ブレーカ
オ 膨張圧力、孔の拡大: 静的破砕剤、油圧孔拡大機
カ その他: ウォータージェット等
キ 溶断: ガス切断機、以下6の第4項に従う

解体作業第2管理区域及び第3管理区域で溶断が著しく困難な場合の特例:以下を遵守

特例:別紙6の第4項

解体作業第2管理区域及び解体作業第3管理区域で溶断によらない解体方 法が著しく困難な場合の特例

 事前サンプリングの結果、対象設備が解体作業第2管理区域又は解体作業第3管理区域に分類された場合で、溶断によらない解体方法が著しく困難な場合は、以下に掲げる必要な措置を講じたうえで溶断による解体を行うこと。
なお、パイプ類及び煙道設備等筒状の構造物等を溶断する場合は内部の空 気を吸引・減圧した状態で、外部から作業を行うこと。
(1) 溶断対象箇所及びその周辺で伝熱等により加熱が予想される部分に汚染 がないことを確認すること(この場合解体部分の汚染状況を写真等により 記録すること。)
(2) 溶断作業を行う作業場所をシート等により養生し、養生された内部の空 気が外部に漏れないように密閉・区分すること。また、溶断作業中、当該 作業を行う労働者以外の立ち入りを禁止する措置を講じること。
(3) 作業場所の内部を、移動型局所排気装置を用いて換気するとともに外部 に対して負圧に保つこと。
(4) 移動型局所排気装置の排気をHEPAフィルター及びチャコールフィルタ ーにより適切に処理すること。
(5) 溶断作業を行っている間、同一管理区域内の労働者にレベル3の保護具 を使用させること。

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