熱風発生装置における安全規格(注;参考)

規格 改正 日本ガス協会 改正JIS B8415
項目 -2009 -2008
工業用ガス燃焼設備の安全技術指標 工業用燃焼炉の安全通則
制御・操作回路 制御・操作回路はフェールセーフ・フールプルーフ化を図る リスクアセスメントに基づく本質安全設計
(汎用PLCだけで燃焼安全のインターロックの構築禁止) (汎用PLCによるソフトウェアインターロックの禁止)
インターロック 燃焼安全制御器や火炎監視リレーの主制御端子に直接接続しなければならない 安全遮断弁の保持回路に直列に設置とする
(メインバーナ、パイロットバーナ) (遮断1秒以内) (遮断1秒以内)
パイロット・メインバーナ火炎の個別監視 個別監視とする 個別監視とする
火炎監視装置における消炎応答時間 4秒以内?*2 4秒以内とする
(遮断5秒以内) (消火安全時間:5秒以内)
炉内の過熱防止器の設置 制御用の温度調節計及びその温度検出器と共用してはならない 制御用の温度調節計及びその温度検出器と共用してはならない
スタートチェック時の疑火炎動作 スタート時にチェック要求 安全遮断及びロックアウト
点火時のバーナ燃焼量 低燃焼着火・消火とする 強制低燃焼点火とする
安全遮断弁の設置要求 2台直列に設置とする 2台直列に設置とする
燃焼空気圧の起動前チェック バーナ起動時、燃焼空気検出装置のチェックを行い、異常時はバーナの点火動作をしてはならない バーナ起動時、燃焼空気検出装置のチェックを行い、異常時はバーナを起動してはならない
プレパージ風量 5倍以上とする 5倍以上とする
(換気回数)
プレパージ時の空気流量 最大時の50%以上とする 最大時の50%以上とする
パイロットバーナ 10秒以内とする 10秒以内とする
点火タイミング
メインバーナ 5秒以内とする 5秒以内とする
点火タイミング
直接スパーク点火 350kW以下 350kW以下
(ダイレクト着火)
?58kW未満→5秒以内
117kW未満→3秒以内
350kW以下→2秒以内
24時間以上燃焼が継続する工業炉の火炎監視装置?*1 1日1回以上自己確認する 1日1回以上自己確認する
感震装置の設置 必要に応じて設置とする 必要に応じて設置とする
(震度6以上) (震度6以上)
*1:?火炎監視装置とは、火炎検出器及び燃焼安全制御器(バーナコントローラ)のこと
*2:?他の規格により、消炎応答時間が指定されている場合は、それに従うこと

熱風発生装置へ戻る